チリワインを考える

チリワインとはどのようなイメージでしょうか。

・スーパーやコンビニで安価で買うことができる。

・味がしっかりしていて飲みやすくハズレはない。

・「チリカベ」という言葉を聞いたことがある。     など

まさにそうなんです。

なぜそのようなイメージがあるのか、その裏付けを今回はご説明させていただきます。

 

なぜチリのワインが安くスーパーやコンビニで売られているのでしょうか。

※FTAによりチリから日本に入るワインの関税が撤廃され、安く国内に仕入れることができ市場に安価で出回ることができるため、お手頃な価格でチリワインが店頭に並ぶことができています。
またスーパーやコンビニ並ぶ理由としては値段がお手頃、しかしお手頃価格の中でも早のみタイプとしては味わいがはっきりとしてインパクトがあるため様々な売り場で重宝されています。

ちなみに補足としましては反対に一万円以上もするアルマヴィヴァという高額超カルトワインと呼ばれるワインもあります。
※FTA=Free Trade Agreement(自由貿易協定):二国間以上の物品の関税や通称規則、サービス貿易などの通商上の障壁を取り除く協定

味はどうなのでしょうか。

→日照時間が長く昼と夜の温度差が大きく、土壌が程よく乾燥している土地程ブドウの発育状況がいいとされ、美味しいワインを生み出します。まさにチリの国はその通り、雨は冬~春に降り、夏は乾燥していて昼と夜の寒暖差が大きい為、それらがブドウの味にメリハリを生み、ブドウ本来のフレッシュな味わいをもたらし、熟成せずともすぐおいしく飲むことができるワインを作ることができるのです。

チリカベとは?

→ワインを知っている方ならご存知かもしれません。
豆知識として、これは略称名で「チリ産のカベルネソーヴィニヨン」を言います。
なぜそのように言われるのか・・・・
それはチリ産のカベルネソーヴィニヨンが日本や世界で大きな支持を受けているからです。
日本では97,98年にはカベルネの大ブームが起こったこともありそこから呼ばれるようになったと言われております。
元々カベルネソーヴィニヨンとはフランスを代表する品種であり、色の凝縮感があり、タンニンもしっかりとして全体的にパワフルな味わいが特徴的です。一本何万円もするフランスの5大シャトーと呼ばれるワインもこの品種を多く使われています。その品種はチリの[環境にマッチして栽培に大成功、更に味わいの良さが多くの人々に評価され、瞬く間にチリを代表する品種にまでなりました。

安くて味わいもしっかりしているおいしいカベルネソーヴィニヨンがチリ産で飲めるということで
チリのカベルネソーヴィニヨン=『チリカベ』と呼ばれ愛されるようになりました。

 

総称して言いますと、味わいが豊かでぶどう品種の個性がはっきりとしていて飲みやすい上に

コストパフォーマンスが絶大なワイン・・・それがチリのワインなのです。

 

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