フランスワインで名産地は?
という問いに対してで真っ先に出るのが ボルドーと、このブルゴーニュではないでしょうか。
ブルゴーニュとはワインの中でもボルドーと並んで最高品質のワインが揃うとも言われる生産地です。
フランス ボルドーを「ワインの女王」と呼ばれるのに対して
フランス ブルゴーニュは「ワインの王」とも呼ぶ人もいます。
このブルゴーニュ特徴を簡潔まとめますと
1、使われるブドウ品種は原則1種類のみ
→基本的には黒ブドウではピノノワールのみ、白ブドウではシャルドネのみでワインが作られる
他にもガメイやアリゴテなども使用されているものもあるが全栽培面積の10~6%ほど
2、ドメーヌが中心にある
→ボルドーではシャトーと呼ばれるものが多いが生産から販売まで行うのがドメーヌ。
その為味わいの管理や品質の管理がしっかりしている。
3、細かく分けられた畑
→畑の区画ごとに様々な土壌が入り組んでおり、簡単に言うと隣の畑との味わいの違いが明確に出ている為それぞれの畑の違いや生産者の個性がワインにハッキリと出ている。
<代表する地区>
ブルゴーニュを大きく分けて下記の地区に分けられます。
シャブリ地区
→ブルゴーニュ最北に位置して辛口白ワインが有名
コート・ド・ボーヌ地区
→モンラシェをはじめとする高級白ワインの産地
コート・ド・ニュイ地区
→「黄金の丘」とも言われる偉大なワインを生み出す
ボージョレー地区
→毎年日本では11月の第3木曜日一番早く解禁されることで有名なヌーヴォーの産地
<階級>
ボルドーの格付けと同様にブルゴーニュワインにはワインのA.O.Cが4つ階級が分けられます。
・グランクリュ(特級畑)
・プルミエクリュ(一級畑)
・コミュナル(村名)
・レジョナル(地方名)
一級以上の階級のワインのみが畑の名前を名乗ることが出来ます。
例、ロマネコンティ、ラターシュ、シャンベルタン
このブルゴーニュがなぜ人気なのか?
多様な土壌が区画ごとに形成されており、ブルゴーニュにはフランス革命で修道院や貴族が所有していた畑が売られ、売買を行われるうちに4300近くのドメーヌ100以上のネゴシアンにより細かく細分かされていったといわれています。その土地それぞれの作り手の個性とテロワールが組み合わされ同じ単一のブドウ品種を使用しても多彩な味わいを生み出す唯一無二のワインであるためと考えられます。
(隣の畑とで味わいが全く異なる場合も多々あります)
勿論ブレンドが許されないことあり、収穫される年によっては味わいや生産本数などが異なってきており不作の時期には限られた数のみが世に出回わることも珍しくありません。
その為か希少価値の高いワインが数多くあります。
その魅力に囚われたワインラヴァーは数多くいます。
そういう私もその中の一人でおりますが・・・(そんな希少性の高いワインには手に届きませんが)
Cachette Secreteでは選りすぐりのブルゴーニュワインをご紹介したいと思います。