台風が起こりやすい最近では非常に大きなものも発生しており
生活に大きな影響を及ぼすことも少なくはありません。
その自然災害により身近な影響としては
【停電】 です。
家電製品は勿論呼んで字のごとく一般的に電気が止まると機能しなくなります。
余程大きな施設・病院などでない限り予備電源は備え付けているところはないかと思われます。
停電もすぐに復旧すれば問題ないかとも思われますが、
長時間電気が止まってしまいます冷却機能のある家電は保存している中身が傷んでしまうこともあります。
それが冬の時期であればさほど大きな問題でもないかもしれませんが
夏場の暑い時期に起こってしまうと・・・・・・・・
皆様も想像の通り中身は大変なことになります。
さあ、本題でもあるワインセラーはといいますと
やはり大切に寝かせたいワインを停
電の影響で高温の場所に置くのはワインも台無しになってしまう恐れがあります。
温度の上昇によりワイン中身が傷み、その症状としては【吹く】ことも有り得ます。
(【吹く】:瓶内の気圧が上昇することによりワインがコルクを通して漏れてしまうこと
スパークリングですと栓がはじける場合もありとても危険です
そこで一時のしのぎではありますがとても有効な方法をお伝えさせていただきます。
ポイント①
保冷剤を活用!
皆さんのご家庭にもおそらく眠ってあるかと思います保冷剤を使用してください。
ワインセラー内にタオルでくるんだ保冷剤を入れていただき扉を閉めていただきます。
(なぜタオルで包むかといいますと、保冷剤自体に結露が起こりワインのラベルを汚損しないようにです)
そうしますと庫内の温度は冷やされ暖まりも穏やかになります。
ポイント②
保冷剤は上部に!!
場所はといいますと上の位置においてください。
自然に冷たい空気は上から下へ降りいきますので全体を冷やす上では上部においていただくのが一番最適かと思われます。
ポイント③
開け閉めは絶対しない!!!
開け閉めを行うとせっかく冷やされていた庫内に暖かい空気が流れ込み温度が上がってしまいます。
やはり大事なワインです、庫内の状態が上がっていないかとても気になります。
その気持ちぐっとこらえていただき外から復旧を待ちつつ暖かい目で見守ってあげてください。
ポイント④
ワインの本数はそのままをキープ!!!!
中身を減らしたほうが冷えが良くなるのではと思うことがあるかもしれませんが、
現状冷えているワインがセラーにある場合はそれが保冷剤代わりにもなるので入れ替えなどは行わないで下さい。
ポイント⑤
復旧を願う!!!!!
あとは電気会社に早期復旧を願うしかありません。
もし復旧が皆目検討がつかなく保冷剤の効き目もなくなってきましたら
最も涼しいと思われる床下収納やタンスの暗く涼しい場所に避難させてください。
今回ご紹介したのはほんの一時しのぎですので、
必ずしもその方法を行ってワインが必ずいい状態保たれるわけはないのでご了承下さい。
この方法は故障時などでも対応可能でワインセラーだけではなく勿論冷蔵庫などでも活用できますので是非万が一の場合はお試し下さい。
私の友人の自衛隊の方は常に冷凍庫には水を凍らせておいたものをかなりの量をストックしておいて
様々な状況にも対応できるようにスタンバイしているようです。あまり使ったことはないようですが;;
是非ご自宅に眠っている保冷剤をあらためて数えてみてセラーの容量を冷やすことができるかどうか
確認してみるのもいいかもしれませんね。
是非最高のワインライフをお送り下さい。