オーガニックワイン」カテゴリーアーカイブ

ビオワインとは何者なのか?

ワイン界隈で台頭している「ビオワイン」。何やら、サスティナビリティー、エコロジーといったキーワードとも関係がありそうですが、その意味するところとは一体何でしょうか。今回は、日本人には少々馴染みにくい文化にも触れながら、その意味するところを探ってみることにします。... 続きを読む

ワイン選びに必要なこと ~ビオワインとは~

現在の食料には様々な添加物が多く含まれています。 昔に比べ成分表示や賞味期限に厳しくなり購入する方の目もどんどん鋭くなっていっています。 現に小さい子供をお持ちの方では直接口に入るものだとより一層注意を払いたくなるのは誰しも一緒かもしれません。 今回取り上げるのは自然に最も近いワインに関して触れてみたいと思います。 巷ですとオーガニックワインつまりBIO(ビオ)ワインといわれるワインです。 SONY DSC そもそもBIOワインって何だと思いますか? なんだか身体にいいイメージがあるかもしれません。 私自身も無農薬で自然に最も近いもので作られているので身体にとてもいいものだと思っていました。 色々と調べてみるとオーガニックワインに関しては様々なことが分かってきました。 オーガニックワインとは有機栽培で作られるブドウで作るワインをいいます。 有機栽培とは無農薬の自然の肥料(牛糞など)を使用して田畑を耕し余計なものを加えなく自然に近い状態で栽培する栽培方法を言います。 その方法で作られるワインをオーガニックワインもしくはBIOワインといいます。 主に製法としては 【育成から収穫】  有機栽培・手積み・少量生産 【醸造から瓶詰め】 酸化防止剤を無添加、それかごく僅か(基準あり),天然酵母の使用、補糖や補酸を行わない,無ろ過,無清澄などなど BIOワイン関してはさらに大きく分けて2種類の栽培方法があります。 ●ビオロジック農法(有機農法) 除草剤や農薬を使用せずに栽培を行う農法です。 一部ではEUに認証の受けている化学肥料は使用する場合もあるが極力使用をしていなく自然に最も近い栽培方法です。 更にEUから認証を受けるために植え付けの前最低2年間、更に収穫前3年以上有機農法を使用しているかの審査が入って通過したものが認証を受けることができます。 ●ビオディナミ農法(生力額農法) 潮の満ち引きなどを利用して収穫などを行う、主に天地の力などのスピリチュアルな要素が強い農法です。 ドイツの神秘学者ルドルフ・シュタイナーにより提唱されました。 ビオロジックと同様に除草剤や化学肥料は一切使用せずに 牛の腸や角にタンポポや牛糞などをつめ地面の中に埋めそれを肥料として使用する。 実際には臭いもしなく肥料としては最も自然に近いものであるそうです。 周期表なども存在しておりその周期表に合わせて収穫などを行うようです。 共に自然に最も近い農法で作られているため自然近い製法は とても自然になじみやすく身体にもいいといわれ、 フランスでは頭痛が起こりにくいなどという方も中にはいらっしゃるそうです。 その為多くの世界各国にBIOワイン愛好者がいらっしゃいます。 がしかし   メリットも多くいいことばかりの印象もありますが、 勿論デメリットもあり、無ろ過・無清澄であるために味わいにばらつきが出やすく さらに酸化防止剤を無使用であるため長期保存には不向きであるという声もあります。 中身に関してはBIOワインと聞いて苦手な方もいらっしゃると思います。 苦手な方の大きな要因としては【還元臭】ではないでしょうか。 【カンゲンシュウ?】日常会話ではほぼ出てこないかもしれません。 理系の方なら化学などの聞いた電子の酸化還元の還元です。 よくスーパーなどで「○×還元セール」などは耳にすることはあるかもしれません。 ワインをたしなむ方には是非参考にしていただきたい言葉の一つでもあります。 その【還元臭】ですが、具体的にはどんな香りなのか気になりますね。 それは【卵の臭い】でつまり硫黄の香りであったり極端には【ガスの臭い】などが上げられます。 おそらく一回嗅げばすぐにこの香りかとお分かりになっていただけるかと思われます。 【還元臭】が起こる原因としては有機農法の独自の方法でもある無ろ過、無清澄などがあげられるともいわれています。 しかし最新のBIOワインではこの【還元臭】もほぼ取り除かれ通常のワインとほぼかわらないものも市場に出始めています。 さらに品質の向上により味わいも良くなり、様々な生産者がこのBIOワインを採用して広まっています。 最高の製法とはいえどもメリットもあればデメリットもあるのがこのワインです。 是非行きつけのワインショップでBIOワインを探してみてはいかがでしょうか。 そして頭が痛くならないか、読んでいただいた【還元臭】がどんなものか試してみてください。 しかしいくらBIOワインが頭が痛くならないといわれていても飲みすぎには要注意でお願い致します。 ▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼ オススメ ビオワイン クリアリーオーガニックテンプラニーリョ 10079_01 国:スペイン 品種:テンプラニーリョ 製法:ビオワイン 味わい:スペインバルのグラスワインで多く使われています。 品種も飲みやすいテンプラニーリョ。 高品質でお手頃の価格でオススメです!   クリアリーオーガニックアイレン 4436_01 国:スペイン 品種:アイレン 製法:ビオワイン 味わい:スペインバルで女性に大人気! アイレンは飲みやすくフレッシュという言葉ピッタシ シーフードパエリアに是非   マインクラングブルゲンランド 赤 63128_01 国:オーストリア 品種:ツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、ザンクト・ラウレント 製法:ビオディナミ 味わい:オーストリアの土着品種を使用しており、チェリーやカシスを思わすフルーティな香り。さわやかな酸味と柔らかな果実味が感じられます。    マインクラングブルゲンランド 白 63129_01 国:オーストリア 品種:ヴェルシュリースリング、グリューナー・フェルトリーナー、 ヴァイスブルグンダー 製法:ビオディナミ 味わい:オーストリアの土着品種を使用しています。 爽やかな香りと味わいで様々な料理との組み合わせに最高のマリアージュを発揮します。 △▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲△▲... 続きを読む