ヒップホップ歌手のJAY-Zがオーナーのシャンパン。JAY-Zの奥さんのビヨンセのパーティーの乾杯には必ずこのシャンパンが使われる。ビヨンセのミュージックビデオで240万円のボトルの中身をバスタブに注いだ。ジョージ・クルーニー、トム・クルーズ、レオナルド・ディカプリオのお気に入り。オバマ元大統領の資金調達パーティーで350本が用意された。世界最高峰のゴルフトーナメントのマスターズの優勝者に贈られる。六本木のクラブのオープニングパーティーで1000万円の30リットルボトルが開けられた。メタリックなボトルにはスペードのエース…とかく派手な話題が多いシャンパンです。... 続きを読む
「フランス」カテゴリーアーカイブ
高級シャンパンの代名詞、ドン・ペリニヨンの真実
シャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方で生産されるスパークリング・ワインのこと。... 続きを読む
DRC ドメーヌ・ドラ・ロマネコンティとは
ドメーヌ・ドラ・ロマネ-コンティ(DRC/Domaine de la Romanée-Conti)とは
世界最高峰のワイン ロマネコンティ を所有する醸造所
知らぬ者はいないとも言われ< 別名 DRC ディーアールシー >の略称で呼ばれています。
その味わいと希少性は世界のワインラヴァーを魅了するワイン、究極のワインとも言われています。
◆世界が競いあうワイン
1本の希少性が高く世界の富豪やセレブリティ達が価格には糸目を付けずにそのワインを競い合います。
ワイン市場でもっとも高値をつけたことでも有名。
2007年ニューヨークで開催されたクリスティーズ(オークション会社)で行われたワイン競売ではロマネコンティ1ダース(12本)が237,000ドル(日本円で2844万円 120円/ドル換算)で落札された。ラベルには1本毎にその年の生産本数と瓶詰め番号が記されており厳しく管理される。
一部では < ブルゴーニュの赤い宝石 >ともしばしば言われることもあります。
◆最高のテロワールをもつ畑
フランスのブルゴーニュ地域
ロマネ村にある神に祝福された土地を所有する醸造所。
所有する土地にはブルゴーニュでの格付けトップでもあるグランクリュ(特級格付け)の畑
もっともワインの生産そこで作られるワインは全てにおいて最上級とも言われるほどの品質を持ち合わせており
そのワインはそれらの「至高のテロワール」から生まれている
ロマネ・コンティ
ラ・ターシュ
リシュブール
ロマネ・サン・ヴィヴァン
グラン・エシェゾー
エシェゾー
モンラッシェ
◆「飲まれるよりも語られることの方が多いワイン」
最高峰といわれる畑をもつロマネコンティ社
その畑の中心でもある<ロマネ・コンティ>は会社名の由来でもあり最も偉大な畑です。
その名前の諸説にはローマ人が投じブドウ栽培への感謝からこの村の極上の名前としてつけたとも言われているそうです。
そこから生まれるワインは世界でもっとも希少でもっとも高価で取引をされています。
ワインを愛する人であれば一度は手に入れてみたいと思う高嶺の花
市場に出たとしても一般人が手に入れることはほぼないといても過言ではありません。
その為かこの世の中で飲んだこと事のある人が存在しないのではないかとも言われることがあり
飲んだことがないにも関わらず様々な語りが発生しひとりでに話が進み数々の言われはロマネコンティを伝説の域にまで昇華されているかもしれません。
そのことより「飲まれるよりも語られることの方が多いワイン」といわれるのかもしれませんね。
今回はほん概略をご紹介いたしました。
総括としては<最高の畑から最高のワインを作り出し、その希少性より世のワイン好きの垂涎の的>
まだまだ語りつくせない深い歴史のあるドメーヌロマネコンティDomaine de la Romanée-Conti社
次回は更に掘り下げて皆様へお伝えしていきたいとも思います。... 続きを読む
ワインの銘醸地 ブルゴーニュ Bourgogne とは
フランスワインで名産地は?
という問いに対してで真っ先に出るのが ボルドーと、このブルゴーニュではないでしょうか。
ブルゴーニュとはワインの中でもボルドーと並んで最高品質のワインが揃うとも言われる生産地です。
フランス ボルドーを「ワインの女王」と呼ばれるのに対して
フランス ブルゴーニュは「ワインの王」とも呼ぶ人もいます。
このブルゴーニュ特徴を簡潔まとめますと
1、使われるブドウ品種は原則1種類のみ
→基本的には黒ブドウではピノノワールのみ、白ブドウではシャルドネのみでワインが作られる
他にもガメイやアリゴテなども使用されているものもあるが全栽培面積の10~6%ほど
2、ドメーヌが中心にある
→ボルドーではシャトーと呼ばれるものが多いが生産から販売まで行うのがドメーヌ。
その為味わいの管理や品質の管理がしっかりしている。
3、細かく分けられた畑
→畑の区画ごとに様々な土壌が入り組んでおり、簡単に言うと隣の畑との味わいの違いが明確に出ている為それぞれの畑の違いや生産者の個性がワインにハッキリと出ている。
<代表する地区>
ブルゴーニュを大きく分けて下記の地区に分けられます。
シャブリ地区
→ブルゴーニュ最北に位置して辛口白ワインが有名
コート・ド・ボーヌ地区
→モンラシェをはじめとする高級白ワインの産地
コート・ド・ニュイ地区
→「黄金の丘」とも言われる偉大なワインを生み出す
ボージョレー地区
→毎年日本では11月の第3木曜日一番早く解禁されることで有名なヌーヴォーの産地
<階級>
ボルドーの格付けと同様にブルゴーニュワインにはワインのA.O.Cが4つ階級が分けられます。
・グランクリュ(特級畑)
・プルミエクリュ(一級畑)
・コミュナル(村名)
・レジョナル(地方名)
一級以上の階級のワインのみが畑の名前を名乗ることが出来ます。
例、ロマネコンティ、ラターシュ、シャンベルタン
このブルゴーニュがなぜ人気なのか?
多様な土壌が区画ごとに形成されており、ブルゴーニュにはフランス革命で修道院や貴族が所有していた畑が売られ、売買を行われるうちに4300近くのドメーヌ100以上のネゴシアンにより細かく細分かされていったといわれています。その土地それぞれの作り手の個性とテロワールが組み合わされ同じ単一のブドウ品種を使用しても多彩な味わいを生み出す唯一無二のワインであるためと考えられます。
(隣の畑とで味わいが全く異なる場合も多々あります)
勿論ブレンドが許されないことあり、収穫される年によっては味わいや生産本数などが異なってきており不作の時期には限られた数のみが世に出回わることも珍しくありません。
その為か希少価値の高いワインが数多くあります。
その魅力に囚われたワインラヴァーは数多くいます。
そういう私もその中の一人でおりますが・・・(そんな希少性の高いワインには手に届きませんが)
Cachette Secreteでは選りすぐりのブルゴーニュワインをご紹介したいと思います。... 続きを読む
フランス ~FRANCE~
世界のトップに君臨するワイン大国
ワインといえばこの国を抜いては語ることできません。
フランス ~FRANCE~
語るには多すぎる為何章かに分けてご説明させていただきます。
【ワインに関するスペック】2012年度
年間生産量:4105.9万hℓ
年間消費量:30,269hℓ
栽培面積:80.7万ha
主要栽培ぶどう品種:(栽培面積順)
【黒ぶどう】メルロー,グルナッシュ,シラー,カベルネソーヴィニヨン
【白ぶどう】ユニブラン,シャルドネ,ソーヴィニヨンブラン,ミュスカデ
主要生産地
ボルドー(Bordeaux),ブルゴーニュ(Bourgogne),シャンパーニュ(Champagne),コートデュローヌ(Cotes du Rhone),アルザス(Alsace),プロヴァンス(Provence),ラングドックルーション(Languedoc-Roussillon)他
【概略】
世界のワイン産出国の中でも特に優れたワインを作り出すこと有名です。
過去のデータにはなりますが、2012年ではイタリアに次いで世界2位の生産高を誇ります。
近年では世界のワインの消費量も徐々に少なくなっている様子ではありますが消費量では郡を抜いて1位を獲得しています。
栽培する土地に関して
フランスではブドウを栽培する上でとても適している環境が揃っており地方ごとに様々な栽培方法を生かした個性あるワインを生み出しています。
ワインの種類に関して
ワインの種類も多彩でスティルワインはもちろんシャンパーニュで有名なスパークリングワイン、フォーティファイドワイン(V.D.LやV.D.N)なども数多くあります。
これだけの生産量を管理する為のワイン法も独自に作り挙げられており
ここでのワインの格付けは世界でも多く賞賛されており世界各国で模倣されています。
その格付けに関しては
優れたワインを作り出すフランスの中でも世界が認めるボルドーメドック格付けで1級を有するワインです。
その代表的なワインである5大シャトー
シャトーラフィットロートシルト
シャトーマルゴー
シャトーラトゥール
シャトーオーブリオン
シャトームートンロートシルト
過去にも特集はさせていただきましたのでご興味がある方は全てリンクを貼らせていただいております。
ご参考になさってください。
その他にもフランスでも最高峰とも言われるサンテミリオン
中でも格付けで最高を与えられているプルミエ・グラン・クリュ・クラッセA(第1特別級A
)を取得するワイン(2012年最新版)
シャトーオーゾンヌ
シャトーシュヴァルブラン
シャトーパヴィ(2012年より)
シャトー アンジェリュス(2012年より)
そんな名醸地でもあるフランスですがここまでお話ししたのはほんの一部分です。
まだまだ奥深いフランスに関しては改めてご説明させていただきます。... 続きを読む
ワインを語るにあたって~シャトー・ラトゥール~
過去、マルゴーから始まり、ラフィット、ムートン、オーブリオンにつながり
とうとう5大シャトーシリーズも最後になりました。
前の記事も是非今一度ご覧になってみてください。
今回あげる商品のキーワードです。
①、ロバートパーカ氏も絶賛「一貫した揺るぎのない品質、時間をかけて熟成を楽しむべき存在」
②、1855年のメドック格付けで1級を獲得した。
③、ラベルに塔が描かれている。
シャトー・ラトゥール ~ Chateau Latour ~
畑 78haの広大な畑にブドウが植えられていて カベルネソーヴィオニヨン80%、メルローが18%残りは2%はカベルネフラン・プティヴェルド セカンドワイン レーフォールドラトゥール~Les Forts de Latour~ 他 ポイヤック~Pauilac~ このラトゥールに関して上記で上げた内容を掘り下げてみたいと思います。 【安定した味わいと格付け】 ロバートパーカー氏絶賛の裏側には他の5大シャトーに比べ安定したつくりを大きく取り上げています。 フランス ボルドー北西部にあるポイヤックの北西部にあるこの畑はジロンド川より100m程の距離 砂礫質の丘に作られおり、砂利と粘土の土壌によってブドウは作られています。 表面の土壌は砂利質であるため、とても水はけがよく地中は粘土質になっているので水の少ない年でも水分を確保でき程よく肥沃して必要な水分を確保できるのがこの土壌の良さです。 ジロンド川も近いという事も畑の外的要因も変わる温度や水分に関しても上質な状態に保てるということの要因一つであります。 シャトーラトゥールの安定した品質にはスタッフの努力と恵まれたテロワールという条件が揃って現在でも絶賛される味わいの安定があるようです。 以前より評価が高いこともあり、にちに1855年パリ万国博覧会で行われたメドック格付けで見事1級を獲得します。 当時の4大シャトーの一角を担っていました。のちにムートンが1973年に格付け1級を取得し現在の5大シャトーへとなっていきました。 その、賞賛された味わいはと言いますと5大シャトーの中でもとても男性的で長期熟成により磨かれ、最高のパフォーマンスを発揮するワインといわれています。熟成には瓶詰めした年にもよりますが、20年近く熟成される場合が多いようです。 長期では50年熟成にも耐えられるとも言われ、クラシックな長期熟成ボルドーの見本のようなワインであるといえるでしょう。現在のグレートヴィンテージともいわれる2010年はまさに20~50年とも書かれています。 そのため、昔より熱狂的なファンもいて5大シャトーの中でも高額な位置にあるのは昔から変わることはありません。 レーフォールドラトゥール’10 ¥30,000 【ラトゥール=塔】 シャトーラトゥールを語るにあたっては「塔」の存在を忘れてはいけません。 まさにシャトー・ラトゥールとは「塔」のこと意味しておりそのままワインの名前になっています。 1378年に農園は作られ、塔は14世紀後半に建造された、その際には要塞としての役割をもっていました。 のちに100年戦争が始まり、その最中フランス軍に塔は壊されてしまいその後1620年代に作られた塔こそ今現在ラトゥールを象徴するものとなります。実は当初は鳩小屋として使用されていたとの話もあります。 現在描かれている塔と今の塔の絵が違いますが、ラベルに描かれているものは当時要塞として使用されていたものが描かれています。 今まで5大シャトーを取り上げていましたが、どれだけすばらしく歴史の深いワインであることがわかっていただけかと思います。ワインは歴史と共に歩んでおりヨーロッパの一部には必ずと言っていい程ワインが登場してきます。その中心にいるのがこの5大シャトーであるといっても過言ではないかもしれません。 ぜひ皆さんもワインを語るにあたってこのワインは要チェックしていつか制覇してみたい目標ですね。 ~参考文献~ そのほかラトゥールなどお買い得なオススメワインも出品中 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ Cachette Secrete ショッピングサイト 会員様だけのお買い得な情報を随時配信 ★大人気グランヴァンセール 1月いっぱいまで実施中★ ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲... 続きを読むワインを語るにあたって ~シャトーオーブリオン~
まだまだ、5大シャトーは終わりません。
1855年のパリ万国博覧会で選出された4つのワインの内、他のワインは全てメドックからの選出でしたが異例中の異例のグラーブの中での選出に至ったワイン。
そのワインこそ シャトー・オーブリオン 【Chateau Haut-Brion】 です。
~ ファーストワイン ~
シャトー・オーブリオン
【Chateau Haut-Brion】(ボルドー格付け1級)
~ セカンドワイン ~
シャトー・バアン・オーブリオン
【Chateau Bahans Haut-Brion】
→ル・クラランス・ド・オーブリオン
【Le Clarence de Haut-Brion】
(2007年には所有するデュロン家が75年を記念して名前が変更された)
その後1973年にシャトー・ムートン・ロートシルトが選ばれ5大シャトーとなりましたが、
その中でも歴史は古く、残されている記録では1423年との記載もあります。
畑はメルロー、カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、プティヴェルド
またここでは白ワインも造られており、セミヨン、ソーヴィニヨンブランも植えられています。
気になるその味わいですが、
歴史を紐解くと1663年イギリス海軍の父とも呼ばれたサミュエル・ピープスが綴った日記にはこう書かれています。
「Ho-Bryan (当時の名)と呼ばれるフランスワインを飲んだ。いまだかつてお目にかかったことのない、 なんとも不思議なうまいワインだった……」。
ボディがとても厚くとてもタイトで長期熟成をすることにより味わいに厚みが増してくる様な
クラシックな造りをしています。
最も香り高いワインと同時に外交的で軽いワインとブラインドテイスティングでは思われがちであるが、
軽いわけではなくオークが強く肉付きがいいため、右岸とはまた異なるスタイル早熟で且つ長期熟成をもつワインであると言われている。
過去のこのワインに取り憑かれたその中の一人パーカー氏は「この偉大な一級シャトーは世界で最もエレガントで、アロマの複雑なワインをつくっている。この点に関しては、様々な反論があり得るだろう。1980年代初め以降、オーブリオンほどの一貫性と、輝かしい品質を示すシャトーはほかにない。」(『ボルドー第四版』より)とも評価しています。
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ワインを語るにあたって~ムートンロートシルト~
続きましては、取り上げます大きなキーワードとしては
①1855年にパリ万国博覧会にて市場の動向に反して格付けに外れた苦渋を飲んだワイン。
②毎年描かれるラベルがとても印象的なワイン。
皆さんもご存知の【シャトー・ムートン・ロートシルト】です。
(知らなかった方はこの記事を読んで参考にしてください)
正式名称
シャトー・ムートン・ロートシルト
Chateau Mouton Rothschild
フランスのボルドー地方ポイヤックにあるこのシャトー。
元々ポイヤックには有名なシャトーが数多くあり他の5大シャトーのうちこのシャトー含め3つも存在しています。
この地方ではカベルネソーヴィニヨン、メルロー、カベルネフラン、プティヴェルドなどが多く植えられておりこのシャトー・ムートン・ロートシルトもその品種を組み合わせて作られています。
最初に挙げたキーワードに触れてみましょう。
①1855年にパリ万国博覧会にて格付けの1級の座に座ることができなかった。
なぜこのようなことが起こったのでしょうか。
まずはじめにこのパリ万国博覧会にて選ばれたワインは、ラフィットロートシルト・マルゴー・ラトゥール・オーブリオン(メドック地区以外での例外)。
ムートンはというと筆頭にあげられるラフィットと市場価格では同一とまでいわれていたのですが、結果的には一級に選ばれることはありませんでした。
(諸説には格付け直前にイギリス人によりワインナリー買収が行われた為フランスのものとみなされなかったともいわれています)
この悔しさをムートンはラベルにこう記しています。
『第一級たり得ず、第二級を肯んせず、そはムートンなり』
(=第一級にはなれなかったが、第二級では甘んじていられない、ムートンはムートンである)
悔しい気持ちがにじみ出ていますね。
しかし、この熱い思いは過去の前例も覆し見事1973年には一級に昇格することができました。
またこの思いをラベルに記しています。
『今第一級なり、過去第二級なりき、されどムートンは不変なり』(=現在は第一級であるが、過去に第二級であった、しかしムートンは変わることがない』
なんと自信の現れでしょうか、しかし自分の手掛けるワインに絶対的な自信を持つと言うのは素晴らしいことではないかと感銘をうけました。
この一級を勝ち得るために多くの試行錯誤と多くの敵を作ったことは間違いないでしょう。
そこまでの執念がこのワインを押し上げたのは言うまでもないかもしれません。
②毎年描かれるラベルがとても印象的。
その歴史はそこまでは長くなく、当時の所有者でもあったフィリップ・ド・ロッチルド男爵がこの原案を思いつき1946年以降、世界の偉大なる画家や彫刻家により描かれています。そして今もなおそのデザインに世界の目は向けられており、毎年ラベルの発表には大きく話題に取り上げられています。
過去の描いた画家の名前をあげてみると、ミロ、ピカソ、シャガールにコクトー、ウォーホル、マザーウェル等々そうそうたる面子がこのワインのエチケットへ手を加えている。
品質はさることながらこのラベルのコレクターによる収集のよりワインの価値も変動し、やはり大きく市場価格が変動するのはグレートヴィンテージと言われる年のワインはいつでも高値は付けられます。
このように歴史の中にも斬新かつ注目するポイントが多いこのムートンロートシルト。
未だにその品質は常に高みを目指すこのワイナリーの飽くなき頑張りに脱帽です。
ここで豆知識!!
Q、依頼された画家へのムートン家からの報酬はなんでしょう?
A,その年のワインを600本だそうです。現物支給とは嬉しのか悲しいのかわかりませんが、最高のワインをその数だけもらえるとなるといい年に描いた画家はすごい報酬をもらうことになりますね。
例。近年グレートヴィンテージが多いと言われる2010年に関してはアメリカの彫刻家で現代アートの第一人者ジェフ・クーンズによって描かれたワインは現在の日本市場での相場はおおよそ130,000円/本つまり換算すると・・・・計算するのはやめておきましょう。
あくまで過去の待遇と噂で聞いたので現在は変わっているかもしれません。
参考文献
~wikipedia~
~日本ソムリエ協会教本参照~
~ボルドー第4版 ロバート・M・パーカーJr. 著~
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Cachette Secrete ショッピングサイト
https://www.cachettesecrete.com/ec/
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ワインを語るにあたって ~シャトーラフィットロートシルト~
最高峰のワイン。。
いい響きですね。
まさにワインラバーのとって垂涎の的とはこのワインの為にあるかもしれません。
前回5大シャトーのちょっとした概要をあげましたが、
今回はそのエレガントさで5大シャトーの一角を担うラフィットロートシルドを取り上げたいと思います。
正式名称
Château Lafite-Rothschild
シャトー・ラフィット・ロートシルト(ロスチャイルドとも呼ばれることもあり:ドイツ読み) 地域はメドックの北西部ポイヤックに位置しており、石灰質基盤の砂利質にありメドックでも最もいい位置であります。名前の由来もポイヤックで一番高い丘に位置し、ガスゴーニュ語で「小高い所=La hite」から来ているそうです。 そこで作られるワインのブドウは樹齢が最低でも10年以上経過しているものを使用し、平均年数でも45年近い古木を使用しています。勿論手積みです。 そこから熟成にかける樽も新樽率100%で18-20ヶ月程寝かせられます。 総生産量としては1万5000〜2万ケース作られます。1つ気になるのがなぜのこのワインが世界のワインラヴァーの垂涎の的なるのか?
それは長い歴史に隠されているようです。 振り返ると14世紀の書物にもこの「ラフィット」という名前が記されており、そこからあらゆる所有者が現れては変わりと歴史が続いていきました。そこで、有名な話ではルイ15世の愛妾(めかけ)であるポパドゥール婦人が所有し、王の気を引くためにヴェルサイユ宮殿の晩餐会に必ず振る舞われていたのがこのラフィットであったそう。 それがきっかけでボルドーワインは脚光を浴び「王のワイン」とも言われるようになりました。 そこから1855年パリ万国博覧会において、フランスでは農産物の部門として代表するワインを大きく取り上げそこから格付けの制度が始まった。そこで選ばれたのがこのラフィットなのであります。 品評会に出されたラフィットは審査員から絶賛の評価を受け、1級格付けワインの筆頭として最高評価を受けたと記されています 様々な歴史上の人物がこのワインの虜になっていき、時は流れ戦争やフィロキセラなどを乗り越えて近年さらなる評価を受けつつ、その地位と名誉は確固たるものとなり現在に至ります。 味わいとしては ワインの仲買人でもあるアブラハム・ロートンは1815年にすでに一級のワインのなかでもこのワインを「3つ(の一流のワイン)のうちで、このワインを最も素晴らしいボディを備えた、最も優美で繊細な芳醇なワイン」とも言うほど褒め称えたといいます。 このように自分も色々と調べてみて様々な歴史の背景をみてみると、 このボトルに詰められるまでに様々な過去の人達の試行錯誤や苦悩を経て自分の手にいつかたどり着くと思うととても感動的であり光栄であると深く感じることができます。 ある人からワインとは歴史を知ることから少しずつ見えてくることがあると聞かされたのを思い出します。 色々なことが学ぶことができるのがワインであるかと思いますね。(ラフィットから逸脱してしました) 是非何かの機会にこのワイン触れることがありましたらこの記事を思い出して飲んでみてください。 ワインの様々な見方を感じてくることがあるかもしれません。 参考文献 ~wikipedia~ ~日本ソムリエ協会教本参照~ ~ボルドー第4版 ロバート・M・パーカーJr. 著~ ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ Cachette Secrete ショッピングサイト https://www.cachettesecrete.com/ec/ 会員様だけのお買い得な情報を随時配信 ★グランヴァンセール実施中★ ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲... 続きを読むワインを語るにあたって ~五大シャトー~
ワインを語るにあたって必ずといってもいい程登場する名前です。
CHラフィットロートシルト
CHラトゥール
CHマルコ゛ー
CHムートンロートシルト
CHオーブリオン
そもそも五大シャトーとは何でしょう?
それは1855年に行われたパリ万国博覧会にて当時大統領でもあったシャルル・ルイ=ナポレオン・ボナパルト(ナポレオン3世)の命名により当時農業部門の目玉商品でもあったワインの格付けを制定したのが始まりです。それが後の五大シャトーと呼ばれるものになりました。
しかし、当時に選出されたのは五大シャトーでなくラフィット・ラトゥール・マルゴー・オーブリオンの四大シャトーでした。
後の1973年にCHムートンロートシルドが昇格して現在の五大シャトーに至ります。
しかし、味わいに関しては五大シャトーを超えるものなどは多々言われもありますが、ぜひ皆様の舌でこの五大シャトーを制覇してみてください。
ちなみに私は過去に会社のツテを使ってオーブリオンとマルゴーを飲みましたが、想像絶する味わいにその頃は駆け出しのペーペーながらにすごいワインなんだなと感じることは出来ました。(周りに流された感もあるかもしれませんが)
もし今現在飲む機会があり飲んでみるとまた一味違った観点や思いが出てくると思うと
いつかまた個人的に入手して飲んでみたいと思います。
次回はその五大シャトーを一つ一つをピックアップしていきたいと思います。
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