過去、マルゴーから始まり、ラフィット、ムートン、オーブリオンにつながり
とうとう5大シャトーシリーズも最後になりました。
前の記事も是非今一度ご覧になってみてください。
今回あげる商品のキーワードです。
①、ロバートパーカ氏も絶賛「一貫した揺るぎのない品質、時間をかけて熟成を楽しむべき存在」
②、1855年のメドック格付けで1級を獲得した。
③、ラベルに塔が描かれている。
シャトー・ラトゥール ~ Chateau Latour ~
畑
78haの広大な畑にブドウが植えられていて
カベルネソーヴィオニヨン80%、メルローが18%残りは2%はカベルネフラン・プティヴェルド
セカンドワイン
レーフォールドラトゥール~Les Forts de Latour~
他
ポイヤック~Pauilac~
このラトゥールに関して上記で上げた内容を掘り下げてみたいと思います。
【安定した味わいと格付け】
ロバートパーカー氏絶賛の裏側には他の5大シャトーに比べ安定したつくりを大きく取り上げています。
フランス ボルドー北西部にあるポイヤックの北西部にあるこの畑はジロンド川より100m程の距離
砂礫質の丘に作られおり、砂利と粘土の土壌によってブドウは作られています。
表面の土壌は砂利質であるため、とても水はけがよく地中は粘土質になっているので水の少ない年でも水分を確保でき程よく肥沃して必要な水分を確保できるのがこの土壌の良さです。
ジロンド川も近いという事も畑の外的要因も変わる温度や水分に関しても上質な状態に保てるということの要因一つであります。
シャトーラトゥールの安定した品質にはスタッフの努力と恵まれたテロワールという条件が揃って現在でも絶賛される味わいの安定があるようです。
以前より評価が高いこともあり、にちに1855年パリ万国博覧会で行われたメドック格付けで見事1級を獲得します。
当時の4大シャトーの一角を担っていました。のちにムートンが1973年に格付け1級を取得し現在の5大シャトーへとなっていきました。
その、賞賛された味わいはと言いますと5大シャトーの中でもとても男性的で長期熟成により磨かれ、最高のパフォーマンスを発揮するワインといわれています。熟成には瓶詰めした年にもよりますが、20年近く熟成される場合が多いようです。
長期では50年熟成にも耐えられるとも言われ、クラシックな長期熟成ボルドーの見本のようなワインであるといえるでしょう。現在のグレートヴィンテージともいわれる2010年はまさに20~50年とも書かれています。
そのため、昔より熱狂的なファンもいて5大シャトーの中でも高額な位置にあるのは昔から変わることはありません。
レーフォールドラトゥール’10 ¥30,000
【ラトゥール=塔】
シャトーラトゥールを語るにあたっては「塔」の存在を忘れてはいけません。
まさにシャトー・ラトゥールとは「塔」のこと意味しておりそのままワインの名前になっています。
1378年に農園は作られ、塔は14世紀後半に建造された、その際には要塞としての役割をもっていました。
のちに100年戦争が始まり、その最中フランス軍に塔は壊されてしまいその後1620年代に作られた塔こそ今現在ラトゥールを象徴するものとなります。実は当初は鳩小屋として使用されていたとの話もあります。
現在描かれている塔と今の塔の絵が違いますが、ラベルに描かれているものは当時要塞として使用されていたものが描かれています。
今まで5大シャトーを取り上げていましたが、どれだけすばらしく歴史の深いワインであることがわかっていただけかと思います。ワインは歴史と共に歩んでおりヨーロッパの一部には必ずと言っていい程ワインが登場してきます。その中心にいるのがこの5大シャトーであるといっても過言ではないかもしれません。
ぜひ皆さんもワインを語るにあたってこのワインは要チェックしていつか制覇してみたい目標ですね。
~参考文献~
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